こんにちは
FUJIWARA NO OWARI(@romio19911005)です。
先日、「NEWS ZERO」の番組内でぼくりりが2019年1月で引退することを発表しました。
ぼくりりファンの僕からしたらとても残念なお知らせでした。
ライブには3回程参戦した経験があり、CDは必ず購入していたし、SKY’s the limitのインストに自分の声で録音してしまうくらいぼくりりのファンでした。
「ファンでした」と過去形で書きましたが、現在進行形でファンです!!
ぼくりりを好きな理由は音楽性だけではなく、彼自身のキャラとかもめちゃくちゃ好きです。笑
現在、ツイッターでは若干暴走気味ですが、あんなキャラもなんだか可愛く思えてきたりします。笑
さすがエンターテイナーだなと尊敬の念さえ抱いてしまいます。
そんな彼の魅力の1つに卓越した表現スキルも挙げられるのではないでしょうか?
よくインタビューなどで「sub/objective」が取り上げられて歌詞が文学的・哲学的で凄いと絶賛されています。
いつしかすり替わる一人称から三人称へ
二元論でしか世界を観れないのは哀しい
全てに apathy だから魂奪われて融ける
いつしか物を見ている自分を見るようになった
人からどう見えてんのか それだけ気にしてる
なんて素晴らしい人生だろう
こちらが称賛されている歌詞ですが、やはり文学的だし哲学的です。
難しいこと歌ってるけど、メロディーにこの歌詞が乗るとすごく心地良いんです。
聴いた事ない人は是非一度聴いてみてほしいです!!
ぼくりりが規格外の表現スキルを持っている事はわかってもらえたと思うのですが、彼はこのスキルをどこで身につけたのでしょうか?
生まれつき?
やっぱり天才なんじゃね?
いえいえ、違います!!
彼の文学的・哲学的な歌詞のルーツは読書にあると思います。
小学生の頃から図書館で14冊程いっきにレンタルして1週間で読み切って、返却して、また借りてという無限ループを続けていたようです。
読書した事ある人ならわかると思うんですけど、読書って結構しんどいし、労力使うんですよね笑
普通の人間では1週間で14冊も読めないですよ。笑
ぼくりりは「天才」とか言われていますけど、きっと「努力の天才」なんでしょうね。
彼から解き放たれるリリックは「努力の賜物」なんだと僕は思います。
今回は文学的・哲学的な歌詞を書くぼくりりが影響を受けた本やオススメしていた本を紹介したいと思います!
目次
- 1 ぼくりりが影響を受けた本・オススメする本
- 1.1 『虐殺器官』著者:伊藤 計劃
- 1.2 『一九八四年』著者:ジョージ・オーウェル
- 1.3 『すばらしい新世界』著者:オルダス・ハクスリー
- 1.4 『アドラー心理学入門』著者:岸見 一郎
- 1.5 『BL進化論』著者:溝口彰子
- 1.6 『ホワイトラビット』著者:伊坂幸太郎
- 1.7 『魂の駆動体』著者:神林長平
- 1.8 『帝王の殻』著者:神林長平
- 1.9 『エルマーのぼうけん』著者:ルース・スタイルス・ガネット
- 1.10 『マチネの終わりに』著者:平野啓一郎
- 1.11 『キングダム』著者:原泰久
- 1.12 『李陵・山月記』著者:中島敦
- 1.13 『魔法の世紀』著者:落合陽一
- 1.14 『日本の風俗嬢』著者:中村淳彦
- 1.15 『アンドロイドは人間になれるか』著者:石黒浩
- 1.16 『君がいない夜のごはん』著者:穂村弘
- 1.17 『断片的なものの社会学』著者:岸政彦
- 1.18 『世界史の極意』著者:佐藤優
- 2 ぼくりりが書いた小説を読みたい
- 3 まとめ:ぼくりりの天才的な文才は読書から生まれた
ぼくりりが影響を受けた本・オススメする本
『虐殺器官』著者:伊藤 計劃
あらすじ
9.11以降、テロとの戦いを経験した先進諸国は、自由と引き換えに徹底的なセキュリティ管理体制に移行することを選択し、その恐怖を一掃。一方で後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加。世界は大きく二分されつつあった。
クラヴィス・シェパード大尉率いるアメリカ情報軍特殊検索群i分遣隊は、暗殺を請け負う唯一の部隊。
戦闘に適した心理状態を維持するための医療措置として「感情適応調整」「痛覚マスキング」等を施し、更には暗殺対象の心理チャートを読み込んで瞬時の対応を可能にする精鋭チームとして世界各地で紛争の首謀者暗殺ミッションに従事していた。そんな中、浮かび上がる一人の名前。ジョン・ポール。
数々のミッションで暗殺対象リストに名前が掲載される謎のアメリカ人言語学者だ。
彼が訪れた国では必ず混沌の兆しが見られ、そして半年も待たずに内戦、大量虐殺が始まる。
そしてジョンは忽然と姿を消してしまう。彼が、世界各地で虐殺の種をばら撒いているのだとしたら…。
クラヴィスらは、ジョンが最後に目撃されたというプラハで潜入捜査を開始。
ジョンが接触したとされる元教え子ルツィアに近づき、彼の糸口を探ろうとする。ルツィアからジョンの面影を聞くにつれ、次第にルツィアに惹かれていくクラヴィス。
母国アメリカを敵に回し、追跡を逃れ続けている“虐殺の王”ジョン・ポールの目的は一体何なのか。
対峙の瞬間、クラヴィスはジョンから「虐殺を引き起こす器官」の真実を聞かされることになる。引用:http://project-itoh.com/genocidal_organ/introduction/
「『虐殺器官』は高校1年生の時に手に取りました。その頃はまだ中二病を引きずっていて、「タイトルがかっけぇ!買うしかねぇ!」と思って。笑 そうしたらものすごく面白かっんです。「虐殺の文法」というものが出てくるんですよ。作中では一定の法則に則って言葉を使うことで、人を殺すことができるんですが、現実にも近いことはありますよね。言葉自体に興味を持つきっかけになった気がします。それに言葉の使い方もそうですが、なぜかわからないけど、ディストピアみたいなものに惹かれるんです。そういう世界観も、自分の作品と共通しているのかもしれない。」
『虐殺器官』は映画化もされており、ぼくりりファンなら見逃してはいけないと思い、しっかり鑑賞させて頂きました。笑
ぼくりりファンなら是非チェックしておきたい一作だと思います!!
ちなみにこちらの作品はFODプレミアムで無料で見ることができます!
1ヶ月間無料キャンペーンも行っているので、是非利用してみてください。
※もちろん1ヶ月以内に解約すれば、1円も掛かりません。笑
登録方法がわからない人は下の記事を参考にしてみてください。
『一九八四年』著者:ジョージ・オーウェル
あらすじ
“ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが…。二十世紀世界文学の最高傑作が新訳版で登場。
引用:amazon
「『一九八四年』は、中二病なら一度は通る道って感じじゃないですか。あれ、そうでもないかな?個人的には順当に辿り着いた感覚のある一冊です。」
『すばらしい新世界』著者:オルダス・ハクスリー
あらすじ
すべてを破壊した〝九年戦争〟の終結後に、暴力を排除し、共生・個性・安定をスローガンとする清潔で文明的な世界が形成された。人間は受精卵の段階から選別され、5つの階級に分けられて徹底的に管理・区別されていた。この美しい世界で孤独をかこっていた青年バーナードは、休暇で出かけた保護区で野人ジョンに出会う。すべてのディストピア小説の源流にして不朽の名作、新訳版!
引用:amazon
「個人的な話になるんですが、最近気がついた事で『自分の人生はどうやっても不幸になる』という考えが、自分の根底にあると感じたんです。今が幸福な状態であっても、いつか不幸に転落してしまうんじゃないか、という感覚があって。それは一体なんだろうと考えると、これまで触れてきた様々な物語に僕が洗脳されてきている、ということだと思うんです。物語と自分の人生を混同させてしまっているというか」
「例えば、子供向けのヒーローものだとかアニメもそうだと思うんですが、物語の場合は主役がまず辛い目に遭ったり、災難に巻き込まれた後、何かを勝ち得ていくという構造が多いじゃないですか。序盤で調子良くいっている人は大抵の場合どこかで失敗してしまう。いわゆる勧善懲悪のストーリーにおける基本的な展開です。それを見すぎた結果、なんとなくですが、成功って長くは続かないというイメージがついていて。そういった物語を経て、自分の中には”勝ち続ける”ということではなく”一度沈む”ということの方が強くインプットされていたんですよ。『すばらしい新世界』では、人間が生まれつき階級分けされていたり、洗脳されているといった描写があるんですが、それに近いことが実際に行われているんじゃないかと感じて、すごく興味深く読んでいたんです。」
『アドラー心理学入門』著者:岸見 一郎
あらすじ
日本ではフロイトやユングの名前はよく知られていますが、同じ時代に生きたオーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーの名前はあまり知られていません。本書ではアドラー心理学の見地から、どうすれば幸福に生きることができるかという古くからの問いにアドラーがどのように答えようとしているかを明らかにし、どのように生きていけばいいのかという指針を示しました。
引用:amazon
「これは同じ作家が書いた『嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え』をまず読んで、すごく面白いと思って。それでアドラーについてもっと知りたくて、模試の帰りに池袋のジュンク堂で買いました。アドラーにすごく共感したんですよ。「主張の違う他者を同じ人間として認める」とか「トラウマは存在しない」とか。トラウマについては、「ただ、そこにある現象に対して自分がどう思うかが逃げる理由になっている」みたいなことが書いてあって、「確かに!」と思いました。
『BL進化論』著者:溝口彰子
あらすじ
男性同士の恋愛を軸にした一大エンタテインメント・ジャンルであるBL(ボーイズラブ)。
BLは、おもに異性愛女性が作り手・読み手であるにもかかわらず、近年、現実よりもホモフォビア(同性愛嫌悪)や異性愛規範、ミソジニー(女性嫌悪)から自由な作品が生まれている。
本書は、BLの歴史をたどりながらその謎に迫り、作品や作り手・受け手の意識、社会との向き合い方がどのように変化してきたかを、作品分析によって明らかにする試みである。引用:amazon
『ホワイトラビット』著者:伊坂幸太郎
あらすじ
仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。息子への、妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、事態は思わぬ方向に転がっていく――。「白兎事件」の全貌を知ることができるのはあなただけ! 伊坂作品初心者から上級者まで没頭度MAX!
引用:amazon
『魂の駆動体』著者:神林長平
あらすじ
人々が意識だけの存在として仮想空間へと移住しはじめた近未来。養老院に暮らす「私」は、確かな生の実感をとりもどすため、友人の子安とともに理想のクルマを設計する。いっぽう遙かな遠未来。太古に存在した人類の文化を研究する翼人のキリアは、遺跡で発掘された設計図をもとに、あるクルマの製作を開始するが…。機械と人間の関係を追究してきた著者が、“魂の駆動体”たるクルマと自由な精神の解放を謳う現代の寓話。
引用:amazon
「自動運転がデフォルトになった世界で、人力で運転する『クルマ』を作ろうとする老人が主人公の話です。運転に伴う肉体的な快感が人間の生に大きな意味をもたらしうるよっていう、クルマを飛び越して人生の意味とか生きがいについて考えさせる一冊です。」
『帝王の殻』著者:神林長平
あらすじ
火星ではひとりが一個、銀色のボール状のパーソナル人工脳を持っている。各人の経験データを蓄積をするこの人工脳は、巨大企業・秋沙能研に制御され、人工副脳となるのだ。そして、事実上火星を支配する秋沙能研の当主は「帝王」と呼ばれていた……。人間を凌駕する機械知性の存在を問う、火星三部作の第二作。
引用:amazon
「火星三部作の第二部と書いてはいますが、これ一冊で独立したひとつの小説なのでとても楽しめます。魂が電脳世界上に保存される時代の話です。本質的な死ってなんなのかなぁ。」
『エルマーのぼうけん』著者:ルース・スタイルス・ガネット
あらすじ
年取ったのらねこからどうぶつ島に囚われているりゅうの子どもの話を聞いたエルマーは、りゅうの子どもを助ける冒険の旅に出発します。どうぶつ島ではライオン、トラ、サイなど恐ろしい動物たちが待ちうけていました。エルマーは、知恵と勇気で出発前にリュックにつめた輪ゴムやチューインガム、歯ブラシをつかって、次々と動物たちをやりこめていきます。エルマーはりゅうの子どもを助け出すことができるのでしょうか?
引用:amazon
「『エルマーのぼうけん』という小学生向けの本があるんですけど、昔すごく好きでした。出てくるワードや使う道具とかが特徴的で、そのセンスが印象的でした。」
『マチネの終わりに』著者:平野啓一郎
あらすじ
天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。
深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。
スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。
やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。
芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。引用:amazon
「最近読んだ小説だと、平野啓一郎さんの『マネチの終わりに』が良かったです。分人主義を唱えている人だというのは前から知っていたんですけど、小説をこの前初めて読んで、めっちゃ面白いなって思いました。」
『キングダム』著者:原泰久
あらすじ
キングダムは中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦国の若き王・政の活躍を中心に、戦乱の世を描かれています。
「最近は『キングダム』がすごく好きで、泣きながら読んでます。それぞれの時代の人が一生懸命生きている流れを引いて見てみると、大きなスパンで繋がって1つの流れになっている。「これが人間だ!」と思って泣けます。」
『李陵・山月記』著者:中島敦
あらすじ
人はいかなる時に、人を捨てて畜生に成り下がるのか。中国の古典に想を得て、人間の心の深奥を描き出した「山月記」。母国に忠誠を誓う李陵、孤独な文人・司馬遷、不屈の行動人・蘇武、三者三様の苦難と運命を描く「李陵」など、三十三歳の若さでなくなるまで、わずか二編の中編と十数編の短編しか残さなかった著者の、短かった生を凝縮させたような緊張感がみなぎる名作四編を収める。
引用:amazon
「創作に携わる人間で山月記が刺さらない人はほとんどいないと思います。薄いし、ぜひ通っておいた方がいい作品かと。もうとっくに権利とか切れてて電子書籍ならタダで読めるのでとにかく読んでほしい。」
『魔法の世紀』著者:落合陽一
あらすじ
〈映像の世紀〉から〈魔法の世紀〉へ――。第二次世界大戦が促したコンピュータの発明から70年あまり。人々が画面の中の現実を共有することで繋がる「映像の世紀」は終わりを告げ、環境に溶け込んだメディアが偏在する「魔法の世紀」が訪れる。
28才にして国際的な注目を集める研究者でありメディアアーティストでもある落合陽一が、今現在、この世界で起こりつつある決定的な変化の本質を、テクノロジーとアートの両面から浮かび上がらせる。画面の外側の事物に干渉をはじめたコンピュータがもたらす「来るべき未来」の姿とは……?引用:amazon
「僕のメディアで対談などさせて頂いている、メディアアーティストの落合陽一氏の著作です。いずれ訪れるであろう未来について書いてあります。かなり難易度が高いですが意識高い人(系じゃなくw)は是非!」
『日本の風俗嬢』著者:中村淳彦
あらすじ
そこで働く女性は三〇万人以上。そんな一大産業でありながら、ほとんど表で語られることがないのが性風俗業界だ。どんな業態があるのか? 濡れ手で粟で儲かるのか? なぜ女子大生と介護職員が急増しているのか? どのレベルの女性まで就業可能なのか? 成功する女性の条件は? 業界を熟知した著者が、あらゆる疑問に答えながら、「自らの意思でポジティブに働く」現代日本の風俗嬢たちのリアルを活写する。
引用:amazon
「なるほど〜と思いました。勉強になります。ついつい身の回りの世界に気を取られすぎてしまいますが、こういう世界も同じ日本に存在するという事実を再確認させてくれます。もしかしたらこの本を手に取るのもこの業界の人かもしれませんしね。
『アンドロイドは人間になれるか』著者:石黒浩
あらすじ
天才ロボット工学者・石黒浩とアンドロイドが、あなたの「常識」を覆す!
TVで人気のマツコ・デラックスさんそっくりのアンドロイド、マツコロイド。リアルさを追求するために毛穴を20万個持つマツコロイド──その生みの親が「世界を変える8人の天才」に選出されたこともある世界的ロボット工学者、石黒浩・大阪大学特別教授である。
美人すぎるアンドロイド・エリカ、不気味な外見なのになぜか人を虜にするテレノイド、人間国宝の故・桂米朝さんの名人芸を永久保存した米朝アンドロイド、自分そっくりのアンドロイド・通称イシグロイド……
世間の度肝を抜く斬新な発想で注目を集めてきた鬼才・石黒は、子どもの頃、「人の気持ち」がわからない子どもだったという。
大人になった今でもその正体がわからず、「人の気持ち」の謎を知りたいという思いから人工知能の研究、そしてアンドロイド開発・研究へと足を踏み入れた──。アンドロイドが教えてくれる「人の気持ち」や「人間らしさ」の正体とは? 今まで常識と信じて疑わなかったことが次々と覆されていく様は鳥肌が立つほど面白く、またちょっと不気味でもある。
アンドロイドやロボットは、近い将来、必ずあなたの隣人となる。手塚治虫やSFが描いた未来はすぐそこまで来ている。最先端の場所に常に身を置く石黒浩の見ている未来をお見せしようではないか。
人間存在の本質に迫る興奮の知的アドベンチャー。これはもはや哲学だ!引用:amazon
「人工知能系の本です。アンドロイドは人間になれるんでしょうか?ロボットとかについて考えることは同時にそもそも人間とは何かを深く掘り下げることを意味するので面白いです。鏡に映った姿を見て研究する的な。」
『君がいない夜のごはん』著者:穂村弘
あらすじ
今日も真夜中のキッチンで私は電子レンジの「あたためスタート」ボタンを押す。 人気歌人・穂村弘の「食べ物」をテーマにした異色エッセイ集! 料理ができず、味音痴で、飲食店にひとりで入れない……、という著者の奮闘する姿に 思わずニヤリとさせられるものの、「自分もそうかも??」と我が身を振り返ってしま うこと必至です!
引用:amazon
「こちらは僕のメディアで対談させて頂いた、歌人の穂村弘さんのエッセイ集です。ごはんをテーマにサクサク読めるエッセイがたくさん入っていて、なんだか寝付けない夜などにぴったりです。他の著作もぜひ見て頂きたいのでそのきっかけになれば!」
『断片的なものの社会学』著者:岸政彦
あらすじ
どんな人でもいろいろな「語り」をその内側に持っていて、その平凡さや普通さ、その「何事もなさ」に触れるだけで、胸をかきむしられるような気持ちになる。
梅田の繁華街ですれちがう厖大な数の人びとが、それぞれに「何事もない、普通の」物語を生きている。小石も、ブログも、犬の死も、すぐに私の解釈や理解をすり抜けてしまう。それらはただそこにある。[…] 社会学者としては失格かもしれないが、いつかそうした「分析できないもの」ばかりを集めた本を書きたいと思っていた。(本文より)
路上のギター弾き、夜の仕事、元ヤクザ…人の語りを聞くということは、ある人生のなかに入っていくということ。社会学者が実際に出会った「解釈できない出来事」をめぐるエッセイ。
引用:amazon
「少ない(あるいは誤った)情報を無理やりつなぎ合わせてひとつのストーリーを作り上げたりすることなく様々なエピソードを断片的に淡々と並べていく様子が斬新で引き込まれます。」
『世界史の極意』著者:佐藤優
あらすじ
ウクライナ危機、イスラム国、スコットランド問題…世界はどこに向かうのか?戦争の時代は繰り返されるのか?「資本主義と帝国主義」「ナショナリズム」「キリスト教とイスラム」の3つのテーマを立て、現在の世界を読み解くうえで必須の歴史的出来事を厳選、明快に解説!激動の国際情勢を見通すための世界史のレッスン。
引用:amazon
「そろそろ世界情勢とか知っとかないと社会人としてやばいよね、と思って買いました。すごい勉強になりました。これで全部わかるというよりは勉強の仕方とかを教えてくれる感じ。世界情勢が一冊で理解できるわけないですよね。そらそうだ。」
ぼくりりが書いた小説を読みたい
ぼくりりが書いた小説を読んでみたいと思っている人はいませんか?
僕もその1人です!笑
現時点だと2作世の中に出回っています!
『伊藤計劃トリビュート2』にて『guilty』という処女小説を寄稿しています。
『文學界2016年3月号』では『地盤沈下』という小説を寄稿しています。
まとめ:ぼくりりの天才的な文才は読書から生まれた
ぼくりりが影響を受けた本・オススメしていた本をまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
僕自身、紹介した本を全て読めていないのですが、『虐殺器官』や『一九四八年』なんかは読んでいると、ぼくりりが創り出す世界観にとても似ているなと感じました。
確実にこれらの小説からインスピレーションは受けていると思います。
彼の文才は読書から生まれたと言っても過言ではないです!!
読書しているだけなのにぼくりりの頭の中を探っているみたいで面白いので是非、紹介した本を手にとってみてください笑
児童書、心理学、純文学、多岐にわたってますね。
才能があるのにもったいないですね。
天才と話題の崎山蒼志さんと共演して欲しかったです。